開業者体験談〜不動産経営の先輩の声を紹介。

不動産ビジネスとは、人と人とのつながり、先輩会員のサポートが契約に結びついた REM株式会社 加賀崎彰人

私が思う「開業前・開業後」のポイント

生まれ育った地に戻り、開業を決意
イメージ

大学卒業後、不動産管理会社に勤めながら、経営管理をさらに学ぶために、大学院に進学しました。共に経営学を学んだ同窓生の多くが大手企業やコンサルティング会社に就職・転職する中で、私は開業という道を選択しました。どうしても自分が生まれ育った埼玉県・浦和において、仕事を通じて地域の発展に貢献していきたかったからです。そこで前職で培った不動産管理の経験と大学院で学んだ知識を実践し、自分の力を試すために不動産コンサルティングという業態で2009年3月に当社を設立しました。お客さまの価値観を反映させた住まいづくりの実現、資産価値を最大限まで高めるプロパティマネジメントをコンセプトに事業を展開しています。開業に際し、埼玉県の宅建協会に入会しました。きっかけは幼少の頃から宅建協会のハトマークを街でよく見かけていて親近感があったからです。この入会は私の業務を垂直に立ち上げる上での大きな契機でした。宅建協会に入会手続きのために調べていくと、宅建協会の業務サポート体制が充実していることがわかりました。例えば、業務に応じて様々な研修カリキュラムに参加でき、浦和の支部単位でも法律改正ごとに勉強会があるため必要な知識を学べる環境が充実しています。また全宅連の会員専用サイトでは、重要事項説明書や契約書フォーマットを無料でダウンロードできるため、実務に直結したツールを活用できることは、現在の業務において大きな助けとなっております。

会員同士の結びつきが成果につながる
イメージ

独立開業という人生の新しいスタートを支えてくれたのは、同じ宅建協会浦和支部の先輩方でした。豊富な経験を持つ先輩方が多く、悩みを打ち明けると親身に相談に乗っていただけます。あるとき事務所に、一戸建てを新築したいというお客さまが来店されました。詳しく要望をヒアリングし、お客さまの要望に沿った土地を探しているときに支部の先輩に相談したところ、親身になってアドバイスをしてくれました。同時に物件も紹介くださり、よりお客さまの満足度の高い土地をご提供することに繋がりました。

地域とつながり、宅建協会と連携する
イメージ

開業して間もない当社ですが、積極的に浦和の街づくりに関わりたいと考えています。現在は目標を実現するために、本業に加え地域の為に貢献できることを小さなことから取り組んでいます。例えば、宅建協会の浦和支部では、定期的に駅周辺の防犯パトロールを行っており、私も毎回参加しています。私を育ててくれた浦和という土地を、より安全な場所として住む人に実感してもらうことが魅力ある街づくりへの第一歩だと考えて取り組んでいます。また、活動を通してハウスメーカーの方や宅建協会の先輩方との信頼関係をより深め、横のつながりを大事にしていきたいと考えています。魅力ある街づくりは、単に住みよい街を実現することだけではありません。私が生まれ育った浦和を中心としたこの埼玉の地を、快適な生活環境と確かな資産価値をあわせもつ地域にしていくことが私の使命であると考えています。