「生活マナー」を身につける 自分の社会性を高めること

 待望の一人暮らし。やっと持てた自分の城です。でも、考えないといけないのはアパートやマンションには他の住人もいるということです。ここでは、集合住宅での生活上のマナーについて基本的な知識をまとめて紹介します。

はじめに・・・ 責任のある社会人としてのルールとマナー
 一人暮らしを始めるにあたっては、守らなくてはならない数々のルールがあります。それは契約書に書かれている内容以外の、社会的ルールといったものです。友人を招いて大声で騒がない、階段を乱暴に上り下りしないなど、ちょっと考えれば誰にでもわかるような常識ばかりです。互いに迷惑をかけない。社会人として、常識的なマナーを心がけましょう。
まず大切なのは 社会的な常識を身につけること
 ルールほど厳格なものではありませんが、社会人である以上、基本的なマナーは身につけておきたいもの。玄関先やエレベータなどで他の住人と出会ったら、最低限、会釈程度の挨拶をしましょう。もちろん、借りている部屋をきれいに使うことも大切なマナーです。
監修 : 齊藤 広子 さいとう ひろこ(横浜市立大学 国際総合科学部 教授)

大阪府出身。筑波大学第3学群社会工学類都市計画専攻在学時に一人暮らしを開始。卒業後、不動産会社勤務を経て、大阪市立大学大学院生活科学研究科修了。現在、横浜市立大学国際総合科学部教授、学術博士・工学博士。日本マンション学会研究奨励賞、都市住宅学会論文賞、日本不動産学会業績賞など多数受賞。

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CHECK! 一人暮らしで必要なルールとマナー 集合住宅ゆえの最低限の生活マナーやルール、禁止事項などを紹介します。
CHECK1
責任のある社会人としての自覚をもちましょう
 アパートやマンションなどの集合住宅で一人暮らしを始めるということは、すべてにおいて自己責任が問われるということです。責任ある社会人としての自覚をもって行動し、隣人との良好な関係を構築しましょう。
CHECK2
決められたルールを守らないと、他人に迷惑がかかります
 それぞれの部屋は独立しても、アパートやマンションでは大勢の住人がいます。互いに迷惑をかけないように、守らなくてはならないマナーやルールがあります。代表的なものがごみの出し方。市区町村で指定されたとおりに分別して、決められた曜日に出しましょう。
集合住宅で守るべきルールとマナーを見てみる!
CHECK3
隣人の存在の意識して、騒音を出さないよう気をつけましょう
 アパートやマンションで、よくありがちなのが騒音をめぐるトラブルです。大音量で音楽を聴いたり、友人を招いての宴会などは絶対に避けたいもの。夜間に洗濯機を回したり、掃除機を使うのも騒音につながります。隣人の存在を常に心がけるようにしましょう。
CHECK4
共用部分に自分の物を放置することは厳禁です
 自分の部屋の前にゴミや荷物を放置したりすることは、普段の生活の妨げとなり、他の住民に迷惑をかけることになります。さらに火事などの災害時には、避難の妨げとなり、命に関わる問題に発展します。マナーとルールを守り、利用しましょう。
CHECK4
退去するときは、きれいに掃除して返しましょう
 借りている部屋を明け渡すときは、きれいにして返したいもの。特にキッチンや浴室、洗面所、トイレなどの水回りは入念に清掃しましょう。契約書に書いてあるわけではありませんが、これは社会人としての常識。ぜひ守りたい、大切なマナーです。