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【研究所取材レポート】report.06 株式会社 畦道

古橋さんは福岡県福津市津屋崎というところで「暮らしの問屋」という不動産会社を運営している。
特に歴史的な建造物があるわけでもない普通の町をよそ者の若者が活力を与えている。元々はデベロッパー出身で、その後地方でカフェでもと思っていたそうだが、生活の基盤がないといいカフェにならないと思い、移住相談と空き家活用を行っていたNPOの津屋崎ブランチの空き家活用を引き継ぎ、4年で50件程度の移住の受け入れ(仲介の斡旋)を行っている。そのためには”対話”が重要だとのこと。移住者には失敗させたくないし、大家さんは町にとって変な人は入れたくない、それを両立するために移住希望者とは1時間対話し、30分町歩きをする。本人は、都会の移住者と地域(ローカル)の間の翻訳者であり、両者を融合して新しい田舎町を創る、それが地域密着の不動産会社の仕事だと。
よそ者が地域で信頼されるためには、地域の活動に参加することは勿論、転貸スキームを取り入れることで自らもリスクを取っていることを見せることも重要だとおっしゃっていた。建物やリノベーションの力を借りなくても不動産の仲介で町の景色は変えられる。

【RENOVATION 2017-株式会社 畦道 記事の抜粋はコチラ】